手編みで仕立てたレザー職人技
何世紀もの間、職人たちはレザーを布のように軽やかに仕立てる技法を模索してきました。細いリボン状にカットし、手作業で一本一本、丁寧に編み込んでいく。そうして本来のレザーにはない、しなやかさを表現することに成功しました。レザーを「編む」という行為は、まるで錬金術のようで、本来は硬質なレザーに美しい躍動感を与え、光と空気を通すしなやかで柔らかい手触りに仕上げました。この職人技への賛辞こそが、Cafuné の Summer Woven Collection(サマーウーブンコレクション)に込められた想いです。
世代を超えた職人の手仕事
本コレクションは、何世代にもわたり技術を継承してきたインドの職人たちによって、一つひとつ手編みされています。ラムスキン(羊革)の細いリボンをカットし、手作業で交差させ、一結びずつ丁寧に編み込んでいく。
編み上げられたレザーボディは、 Cafunéのすべてのレザー製品と同様に、厳格な高い製造基準のもとでバッグとして仕立て上げられます。
機械では決して真似できない、完全な手仕事が生み出す編み込みには、ほんのわずかな結び目の違いや、レザーの張り具合の個体差が生じますが、決して個体差による欠陥ではありません。職人の手仕事ゆえの、世界に一つの証です。
二つの編み込み技法、二つの表情
VINEA
蔓(ツル)の自然な動きから名付けられた Vinea(ヴィネア)——有機的に絡み合い、内に秘めた意志を持って成長し続けるそのしなやかな動きを表現しました。幾重にも重なりあう編み込みは、植物の巻きひげが自然に絡まり、繋がり、そして時とともに伸びていく様子を表現しました。丸みのあるEgg Bucketのフォルムに宿る手編みレザーの質感は、主張しすぎず、生命感にあふれる豊かな表情を生み出します。
NODES
植物の種子や茎の成長に伴って生まれる節の部分からインスピレーションを得た Nodes(ノーズ)は、繰り返される結び目によって形成された編み込み技法。一つひとつ丁寧に結び目を繰り返すことで、その美しいフォルムが形作されています。網目の隙間からこぼれる光と風が通り抜ける軽やかさは計算された幾何学的なシルエットを、驚くほど柔らかく、優美な印象を与えます。