Jade Lau

ブランドアンバサダー、バーテンダー
@jadelau


どのようにミクソロジーへの情熱を見つけ、プロのミクソロジストになったのですか?

よく友達と飲みに行くことがあり、次第にカクテルの世界のバリエーションがとても魅力的であることに気づき、ミクソロジーに興味を持つようになりました。ある日、偶然友達に「バーでカクテルを作る仕事に興味があるのか?」と聞かれました。その時の私は、ファッション小売業界で10年間フルタイムで働いてきたので、転職を躊躇しました。給料や仕事の見通しも全然違う職種で、新しいことに挑戦するには、勇気が必要でした。その当時、ある程度の貯金がありましたので、挑戦してみました。こうして夢を追い、新しいスキルを学ぶために、プロの道を歩み始めました。振り返ってみると、大好きな業界で働けるように、この決断をしてくれた過去の自分に感謝しています。


男性優位の業界で、自分を区別するものは何だと思いますか?

このことについて考えたことは一度もありませんでした。香港のバー業界は比較的に平等で、成長・成功できる機会は誰でも同じです。このように平等な環境の下で、自分のスキルと才能を発揮することも、男性の同僚と一緒に働くこともできます。


キャリアの中で困難な面は?また、どのように乗り越えましたか?

大いに助けてくれた親友や良い指導者に恵まれて、とても幸運だと思っています。ミクソロジスト歴 3 年目の時、仕事で行き詰まりを感じてしまいました。お客さんに新しい、革新的なカクテルを提供できず、ミクソロジストとして次のレベルに到達できないと感じていました。その時、指導者である女性バーテンダー、Chanel Adams(シャネル・アダムス)さんが、香港の中上環であるカフェバー、Doubleshot(ダブルショット)で一緒に働きませんかと誘ってくれました。そして、ミクソロジーに関するたくさんの知識やスキルを教えてくれて、新しいことに挑戦する機会も与えてくれました。この経験のおかげで、仕事における困難を乗り越えました。


キャリアの中で、好きなことを続ける原動力となった瞬間やや出来事はありますか?

お客さんが私のカクテルを気に入ってくれて、認めてもらえることが、好きな仕事を続けられる原動力です。仕事で一番忘れられない思い出は、働いていたバーにお客さんが戻ってきて、私に「マティーニを作ってほしい」と指名してくださったた時です。自分の作品を誰かが認めてくれたことに驚きつつ、誇りにも思いました。この出会いは、私に質の高いカクテルを作り続ける原動力を与えました。この特別な瞬間は、自分自身をプッシュし続けるインスピレーションを与えてくれた、ターニングポイントの一つです。


女性であることは、仕事にどのような影響を与えますか?

バーテンダーとして、性別による有利不利はないと思います。むしろ、性格の方が大事だと思います。バーテンダーになるには、コミュニケーション能力が不可欠です。お客さんは、おいしいカクテルだけでなく、「おもてなし」の仕方を理由に、私のバーに戻ってくることもあります。お客さんと対話し、お客さんに最高のサービスを提供することが重要であり、社交的な性格を持つことも役に立ちます。質問に答える時も、カクテルをおすすめる時も、快適でリラックスできる空間を作り出す時も、社交的なバーテンダーはお客さんの満足度と全体的なバー体験において、重要な役割を果たしています。

私に最も影響を与えた人は、やはり Chanel Adams さんですね。彼女は、私にバーテンディングについての知識だけでなく、従業員の管理についても良いアドバイスをたくさんくれました。Chanelさんは、強い感情を表現したり、何か重要なことについて話し合わなければならない状況で、テキストメッセージを送るより、電話した方が良いことを教えてくれました。誰かに直接話すことで、自分のメッセージをより明確に伝えることができ、相手の反応や意見をより深く理解できます。これはより強い人間関係を築くのに役立ち、キャリアアップにも大いに役立ちました。


プロの女性ミクソロジストとして、ミクソロジストになりたい、業界に名を残そうとしている女性に、何かアドバイスはありますか?

まずは自分自身を信じなければならないことです。バーテンダーのほとんどの時間をバーの後ろに立って、お客さんのすぐ近くで過ごしています。パフォーマンスのように、自信やカリスマ性を持ち、お客さんを惹きつけて、記憶に残る体験を作る必要があります。そして、謙虚さを保ちながら、学ぶことをやめないでください。バーテンダー業界では、新しい知識やスキルを追求することで競争力を維持し、他の人の経験から喜んで学ばなければなりません。


急速に変化する業界で革新を続けるために、どのようにモチベーションをキープしていますか?

休むことなく学び続けて、様々な人と出会うことで、自分のモチベーションを上げることができます。また、他のバーテンダーと知り合い、交流することで、専門能力の開発に役立つ、貴重な学習の機会が得られます。バーテンダーの皆さんは独自のスキル、経験や視点を持っていて、インスピレーションや良い刺激をたくさん与えてくれます。最も重要なことは、「自分だからできると信じること」です。バーテンダーの仕事で専門知識とスキルを発揮するためには、自信を持つ必要があります。自信を持っていれば、お客さんの目を引くことができ、ミクソロジーの芸術を楽しんでくれるようになります。

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