A Fashion Stylist, Influencer, Image Consultant
& Art Director
@vnikali
美術とマルチメディアデザインにおける経験が、どのようにスタイリストの旅を影響しましたか？
美術における経験のおかげで、新たな観点を与えられ、より深い理解でスタイリングするようになりました。ファッションを視覚だけで捉えるのではなく、背後の概念と感情をもとに、その中身から自分のスタイルを作るようになりました。スタイリングの際に、いつも構成と流れを彫刻し、タイムレスなスタイルを作ろうとしています。美術の経験に加えて、後に得たマルチメディアに関するスキルが、色んな可能性を与えてくれています。
どのようにファッションスタイルを通して、自分らしさを表現する自信を築いていますか？
まずは自由に冒険し、色んなものを体験して、その途中で知識を身につけます。そうすると自分のスタイルと体型に似合うアイテムを選べるようになり、自分により自信と力を持つようになれます。私は、18世紀から90年代後半にかけてのシルエットの進化にとても魅了されました。小さい頃から、暇な時にカフェに座って、人々を観察するのが好きです。それは、その人が何を着ているか、どんなアイテムを着ているか、どんなシルエットを作っているかを観察する、意識と目のトレーニングです。そして徐々に、頭の中が幅広いスタイルの図書館のようになっていきました。知識を得るために人を観察するのが好きなので、才能のある人々と一緒に働くことも、自信をつけるために大事なことだと思います。
女性スタイリストとして、社会的な美の基準に対する、自分なりのアプローチの仕方はありますか？
今、世界は美の基準をより多様化しています。私はそれを活用しようとしていて、よりポジティブで影響力のあるスタイリングアドバイスをシェアしたいです。これは人がより自分のこと、自分の独自の美しさを受け入れるのに役に立つと思います。大事なのは外見ではなく、自分自身に対する感じ方だと思います。私はいつも「外見をスタイリングする前に、心をスタイリングすること」の重要性を強調しています。
どのようにご自身の創造性と専門知識を使用し、クライアントが自分自身を表現するようにお勧めしていますか？
緊密なコミュニケーションを通して、クライアントと信頼を築いていくことが、私が専門知識で解決策を見つけるのに役立つと確信しています。クライアントがファッションで自分の個性や価値観を表現することが重要だと思います。クライアントの個性がわかると、アイデアやインスピレーションが浮かび、似合いそうなスタイリングアドバイスを提案しやすくなります。実際、多くの人は自分に似合うスタイルを見つけられていませんので、その方にとって正しい方向に導き、その方に似合う服に出会っていただくことが、私の仕事です。
スタイリストとしてのキャリアを長く歩んでこられた中で、困難に直面したことはありますか？また、それをどのように乗り越えましたか？
キャリアをスタートした時、自分のビジョンに忠実であり続け、他の人に気を取れないようにするのが難しかったです。アドバイスを与えることと受け入れることの間には、わずかな差があります。私がまだ未熟だった頃、よく自分自身を疑い、自信のなさから他人に簡単に振り回されてしまいました。撮影した作品が思い描いていたものと違い、誇りに思うことができませんでした。その後、どうすればもっと良くなるのかと自問しました。簡単に説得されてしまった原因は準備不足でしょうか？と。その日以来、できるだけ多くの資料を参考にし、プランAがうまくいかなかったら、プランBを準備する習慣を身につけました。チームにサポート用のビジュアルを提供し、私がこの仕事にどれだけ真剣に取り組んでいるかを、チームに伝えます。そうすることで、人々が私の仕事に敬意を払ってくれるようになりました。自分の堅実さを保つためには、自分自身を訓練するべきです。
働く母親として、仕事と私生活のバランスをどのように取っていますか？
どちらかを選んでください！と言うのは簡単ですが、できるだけ多くのことをするより、1つのことに集中するの方が難しいです。働く母親として、仕事とプライベートの両方を楽しむためには慎重に時間を配分し、事前に計画を立てる必要があります。夫は、私の仕事を支え、私が燃え尽きになったり、家族のために全てを犠牲にしなければならないと感じたりしないように、セルフケアの時間を与えてくれていて、いつも夫に感謝しています。母になりましたが、私は今でも Veronica Li です。働く母親のライフスタイルを楽しむためには、優先順位の付け、時間の管理と休みを取ることも必要です。家族はいつも、私がより良い人になれるように、力を与えてくれる存在です。
スタイリストとしてのキャリアに大きな影響を与え、重要な出来事はありましたか？
数年前に自分のブログを作って、スタイリングのコツやスタイリストアシスタントとしての仕事に密着した様子をシェアし始めたことですね。最初はただオンラインで作品集を展示したかっただけだったのですが、SNS が想像以上に成長したおかげで、色んな機会を与えられました！
それから、ファッションスタイリスト・アートディレクター・インフルエンサーとして、キャリアを広げ、様々なブランドから、コンテンツ制作、スタッフトレーニング、有名人と VIP のスタイリング、編集、マーケティングキャンペーン、テレビ番組のゲスト司会、世界的なイベントに出演など、色んな機会をいただきました。それをきっかけに、キャリアが多面的に広がり、スキルを向上させる原動力にもなりました。
自分らしいスタイルをどうすれば表現できるかをわからない女性に、何かアドバイスはありますか？
躊躇する時、それは未知のものを恐れているだけです。世界中の全ての人を喜ばせることはできないので、不安なことから手放してください。自分自身のスタイルは自分で決め、自分の服装が自分の個性をどのように表現しているかを理解し、自分の物語を他人と共有することを恐れないでください。これも私がずっとしたかったこと、Veronica の #STYLEISAMINDSET です。
