なぜ、Cafunéはレザーを使うのですか?

レザーは非常に耐久性があり、適切に扱えば寿命が続きます。この耐久性が、Cafunéの重要な理念なのです。

また、レザーは生分解性があり、動物の皮は有機物なのでいずれは分解される素材です。

サステナブルレザーとは?

サステナブルレザーは、3つの重要な分野に配慮して作られています。

i) 動物の扱い
ii) 加工時に使用・放出される化学物質
iii) 生産時の廃棄物の扱い

つまり、サステナブルメーカーは、生産サイクルにおける社会的・環境的影響を十分に理解し、これらの影響を最小限に抑えるよう努める必要があります。

   

Cafunéのレザーは、どのようにサステナブルなのですか?

世界有数のレザー・サステナビリティ団体であるLeather Working Groupの監査を受けた「Gold Rated」のレザー工場から調達しているため、当社のレザーは厳しい要件を満たしていることが保証されています。従来のレザー工場と比較した場合、大幅に少ない資源で作られ、排出物も少なく、環境に最小限の影響しか及ぼさない点が特徴です。

生産履歴管理の徹底
原皮から、使用する化学薬品、最終製品に至るまで、生産工程を完全に管理することで、当社のレザーは100%の生産履歴管理を確保しています。これは、素材の品質だけでなく、消費者の健康や環境を守る上でも重要なことです。

化学物質の規制
革の重量の30~40%が化学物質であることをご存知でしょうか?私たちのレザーはEUのREACHガイドラインに準拠し、有害な化学物質(6価クロムなど)を使用しないことを厳守しています。

排出管理
レザーの生産には大量の水が使用されます(石灰化、なめし、染色ドラムの間)。当社のレザー工場では、排水は処理工場に送られ浄化され、97〜99%の水が環境に有害でないレベルまで浄化されます。

一方、最終の仕上げ作業(皮の研磨、カラースプレー)では、粉体や揮発性有機物質が大気中に放出されます。これらの排出物は、高度なフィルターや集塵機を通して排出され、法的な制限を遵守しています。

廃棄物管理
レザー加工から出る副産物やその他の廃棄物(肉かす、毛、レザーのトリミングくず、削り粉など)の90%は、工業、農業、飼育部門に送られ、再利用されています。

 

 

Cafunéは、サステナブルレザーのみを使用しているのですか?

Cafunéのレザーの大半はサステナブルレザーですが、より専門的なサービスを提供している生産工場からも調達しています。通常、小規模で何世代にもわたって家族経営している生産工場は、サステナブルな実践や認証の取得にそれほどリソースを割いていないのかもしれません。

私たちは、各サプライヤーの製造工程を時間をかけて学び、生産履歴管理、排出物、廃棄物管理、環境に対する全体的な影響など、十分な情報に基づいて決断することが求められているのです。

また、2022年以降現在に至るまで、Leather Working Groupから認定されたサプライヤーからのみ調達しています。  


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